ファイト速報 ボクシングブログ

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    タグ:村田諒太

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     村田諒太に大差の判定勝ちした現WBA世界ミドル級王者のロブ・ブラント(アメリカ)がハサン・バイサングロフ(ロシア)を相手に11RTKO勝利で初防衛に成功した。試合は、2Rに王者のブラントがバイサングロフからダウンを奪ってからも、主導権を一切渡さず、一方的な内容で進んでいた。11Rには、ダメージが蓄積してきたバイサングロフに対して、リーチの長いロングフックを複数回当て、2度めのダウンを奪った。立ち上がった挑戦者だったが、すぐに追撃を許し、試合は王者ブラントの11RTKO勝ちで幕を閉じた。無敗の挑戦者を圧倒的な内容で返り討ちにしたブラントは大きな自信をつけたに違いない。残念ながら、村田諒太のリベンジマッチはかなり厳しいものになったのでは?



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     ボクシングWBA世界ミドル級前王者の村田諒太が現役続行を表明。会見は帝拳ジムにて、浜田剛史代表とチーフトレーナーの田中繊大氏が同席して行われた。村田は現役続行の理由を「今後の人生で、あの試合(ブラント戦)が自分の集大成でいいのかどうか?あのままでは終わることができない」と説明した。

     しかし、具体的な目標に関しては言及せず、ミドル級に留まって、ブラントとの再戦を選ぶか1階級上げてスーパーミドル級への転級の両方の可能性を示唆した。現在、ミドル級もスーパーミドル級も強豪揃いなので、ブラントに大差の判定で負けている村田が再浮上する可能性はかなり低そうだ。村田は記者にファイトスタイルについて問われると、基本的なスタイルは変えるつもりはないと明言した。手数の少なさなど問題意識はあるものの、ガードを上げて近づいて強烈な一撃を入れていくスタイルに関しては変えてない模様。しかし、ブラント戦にしても、エンダム戦の第1戦にしても、圧倒的な手数の差でポイント負けを喫したはずなのだが、そこは変えていかないのはどうなのだろうか?ミドル級の中でも鈍重な村田のボクシングスタイルで田中繊大氏はどんな魔法をかけるのか?今後に注目していきたい。










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     27日、空位となっていたIBFミドル級王座決定戦は、1位のセルゲイ・デレビアンチェンコと3位のダニエル・ジェイコブスで行われ、ジェイコブスが2-1の判定でデレビアンチェンコを退け、世界王座に返り咲いた。12戦12勝10KO無敗で勢いに乗っていたデレビアンチェンコだったが、1R終了間際にダウンを奪われた。その後も、プロ経験豊富のジェイコブスがスイッチなどを織り交ぜながら巧みなディフェンス技術とアウトボクシングでポイントを稼ぎデレビアンチェンコに決定打を与えなかった。

    ミドル級といえば、先日、村田諒太が王座陥落したばかり。IBFの王座にロブ・ブラント以上の実力者が返り咲いたため、村田は事実上、どの団体でも返り咲きは難しそうだ。村田諒太は一体どの道へ進むのか?

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     DAZNで放送された注目のWBAの世界ミドル級タイトルマッチ村田諒太の2度めの防衛戦は、王者の村田諒太が挑戦者で3位のロブ・ブラントに大差の判定負けを喫し王座から陥落した。村田は序盤からブラントの圧倒的な手数とスピードに翻弄され続けた。村田も単発で打ち返すが、倍以上の手数で打ち返され村田の顔が何度も後ろにのけぞり、ジャッジの印象は最悪だっただろう。また、細かいパンチを貰い続けた村田もダメージを蓄え続け、打ち負ける場面も見られた。終始ブラントのペースで試合は進み、村田はほぼ何もできずに終わったと言える。

    この試合の解説を務めていた元・WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏は明らかにブラントが取ったであろうラウンドも村田優位とつけていた。しかし、3人のジャッジは共に8〜9ポイントの大差をつけており、見方どうこうの問題ではないあきらかに山中氏のミスジャッジと言えるだろう。

    解説する以上は贔屓目なしにやってもらいたいが、帝拳関係者の解説はなぜこんなにも酷いのか?

    以下、山中慎介の解説に対するネットの反応







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    動画は前回の試合

     WBAミドル級スーパー王者のゲンナジー・ゴロフキンが挑戦者のサウル・アルバレスに2-0の僅差の判定負けを喫した。両者、一進一退の攻防でほぼ互角のラウンドが続いていたが、ジャッジは積極的に前へ出たアルバレスを支持。ジャッジ泣かせの試合だった。









    これにより、WBA正規王者の村田諒太とゴロフキンとの統一戦は事実上白紙になった。今後、村田はアルバレスと交渉していくのだろうか?いずれにしても、次のブラント勝たなければ意味がない。

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