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    タグ:八重樫東

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     年末のボクシングイベントは毎年恒例となっているが、今年は、村田諒太・八重樫東・拳四朗の3人による豪華なトリプル世界タイトルマッチとなった。行われる試合は以下の通り。

    ・WBA世界ミドル級タイトルマッチ「王者 村田諒太 VS 挑戦者 スティーブン・バトラー」
    ・WBC・IBF世界ライトフライ級王座統一戦「WBC王者 拳四朗 VS IBF王者 フェリックス・アルバラード」
    ・IBF世界フライ級タイトルマッチ「王者 モルディ・ムラザネ VS 挑戦者 八重樫東」

    いずれも注目の試合。村田諒太は前回の試合で手数の少なさを克服してロブ・ブラントにリベンジを果たしたが、また、手数を減らした戦い方に戻ってしまっていたら、バトラーに負けるだろう。村田の最大の欠点と言える。拳四朗は7度目の防衛戦で初めての王座統一戦。ここまでほぼ危なげない試合で勝ち進んできたが、ガードの低さをアルバラードに狙われる可能性があるため、拳四朗の試合も決して安心はできない。八重樫東に関しては、激闘王スタイルでガチガチのインファイトに持ち込むのだろうが、年齢的にも肉体的にもおそらく勝っても負けても最後の試合になりそうな予感。

    試合はフジテレビ系列で放送されると思われるが、またしても拳四朗さんの試合だけ放送されないかも・・・。

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     元3階級制覇の八重樫東36歳の世界前哨戦が決定した。相手はタイのスーパーフライ級8位と格下の選手で、現時点では、WBOスーパーフライ級の世界ランキングにしか入っていない八重樫が年内に世界挑戦するにはかなり微妙な位置だ。この試合で勝利したとしても、他の3団体のランキングに復帰できるのか?内容いかんでは、WBOのランキングからも外される可能性すらある。いずれにしても、八重樫にとっては正念場の試合と言っていいだろう。試合は4月8日、後楽園ホールで行われる予定。

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     後楽園ホールで行われた大橋ジムの看板選手2名 元世界3階級制覇王者の八重樫東と東洋太平洋フェザー級王者の清水聡が揃ってKO勝利した。今回の相手は二人とも日本人の強豪選手だった。


    【八重樫東の試合】
    試合開始から積極的に前に出る激闘王の名前に恥じない戦いぶりで、向井寛史を相手に力勝負に持ち込んだ。6Rには向井の右ストレートがキレイに決まり、会場全体がひやりとした瞬間だったが、その後は八重樫が反撃し、ダウン寸前まで向井を追い詰めた。八重樫は勢いは止まらず7Rにも猛攻をしかけ、連打を浴びせTKOで試合を終了させた。

    【清水聡の試合】
    西日本の豪雨被害で実家が流されるという災難に見舞われた清水。序盤は挑戦者の河村真吾のインファイトに若干苦しめられるが、リーチの長い右ジャブでペースを掴み始めると、主導権は完全に清水へ移行。4Rにダウンを奪うと、その後も強烈なボディアッパーを決め挑戦者の河村に何もさせずTKOで試合を決めた。

    八重樫は今回の勝利で世界ランキング15位以内復帰の可能性もあり、日本人初めての4階級制覇にも現実味が帯びてきた。清水聡も同様に今回の勝利で世界ランキングが上がり、世界挑戦への夢が一歩前進したといえるだろう。もしかしたら、大晦日に2人でダブルタイトルマッチもあるのでは?

    本日の試合の模様はフジテレビの18日土曜日深夜に放送される予定。

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