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    タグ:伊藤雅雪

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     Youtubeのライブ配信で行われた元WBO世界Sフェザー級王者伊藤雅雪 VS OPBF東洋太平洋Sフェザー級王者 三代大訓の試合は、元世界王者の伊藤雅雪が2-0の判定で敗れるという番狂わせが起きた。試合序盤から、動きにキレがない伊藤に対し、威力がないながらも小さいジャブをコツコツ当て続けた三代大訓が試合をコントロールし、終始、伊藤が空回し、ポイントを奪われた形だ。空回りする伊藤雅雪はジャメル・ヘリングに敗れたときの姿と重なっていた。戦績では圧倒的な格下に敗れた伊藤は、世界戦線からは大きく後退する形となってしまった。

    一方、大金星をあげた三代大訓は、吉野修一郎とのライト級の日本人最強決定戦が期待される。











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    動画は伊藤雅雪の過去の試合映像

    【試合の総評】
     1Rから最終Rまで全く良いところがなかった試合だった。長身の技巧派サウスポー ジャメル・ヘリングに対して、正面から攻撃を仕掛けた伊藤だったが、全ての攻撃をことごとく交わされ、ヘリングのロングレンジのパンチのみがキレイにヒットしていく展開。この苦しい展開をなんとか打開しようと強引に中に入り込もうとするが、クリンチの揉み合いになり、決定打を当てることも、削ることもできなかった。伊藤は過去に内藤律樹に敗れていることを考えると、もしかすると、サウスポーに苦手意識があるのかもれない。ディアス戦の時のようなアグレッシブでスムーズな連打は完全に影を潜め、見る時間が長くなってしまっていた。トップランクと契約してこれからという時に、大きな躓きをしてしまって、残念でならない。

    以下、ネットの反応












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     大手プロモーターのトップランク社と契約したWBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪さんが、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスの会見場に現れ、ガチガチに緊張してしまい、拙い英語のスピーチを披露した。会見場では、トップランク社のボブ・アラムやPFP1位のワシル・ロマチェンコも同席して、ガチガチに緊張していた伊藤を微笑ましく見守っていた。

    ボブ・アラムは伊藤と契約した理由について、世界王座を奪取したクリストファー・ディアス戦を挙げた。強打者のディアスを相手にダウンを奪い大差の判定で圧倒した伊藤の今後に期待しているようだ。注目の2度目の防衛戦にも良い勝ち方をして欲しいとエールを送った。


    ボブ・アラムが高く評価した伊藤雅雪 VS ディアスの試合

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     日本時間29日にアメリカのフロリダ州で行われたWBOスーパーフェザー級王座決定戦で、日本の伊藤雅雪がプエルトリコの超新星クリストファー・ディアスを大差の判定で下し、初の世界タイトル奪取に成功した。序盤から両者の攻撃が当たる一進一退の展開だったが、伊藤が4Rに、ストレート系のパンチ6連打でディアスからダウンを奪い会場を驚かせた。ポイントで劣勢に回ったディアスが挽回を図ろうとするとが、伊藤も負けじと打ち返し、ディアスを後退させ、度々、伊藤に有効打を与えていたディアスにポイントを譲らなかった。1R〜12Rまで終始、強打者のディアスから逃げることなく前に出続けた伊藤の勇気と根性がベルトを呼び込んだ。採点は3者共に伊藤を指示。116-111、117-110、118-109と5ポイント以上の差が付いていた。ディアスにとっては思いもしない敗北だったはずだが、両者の実力は拮抗しており、ポイント差ほどの開きはなかったようにも見えた。この試合で名を上げた伊藤がアメリカに再び、呼ばれディアスと再戦する可能性もあるのでは?


    伊藤がディアスからダウンを奪ったシーン

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     7月28日アメリカにて、WBO世界スーパーフェザー級2位の伊藤雅雪が、同級1位のクリストファー・ディアスと王座決定戦を行う。相手のディアスは23戦全勝15KOの戦績の23歳のプエルトリコ出身のハードパンチャー。強烈なボディボローに加えて、正確なパンチとハンドスピードを武器にKOを重ね、ランキングを上げていった。正直予想はディアスのKO勝ちだが、伊藤選手の右ストレートのカウンターやディフェンス技術も決して侮ってはいけない。アメリカでぜひベルトを物にして帰ってきてもらいたい。

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