井上尚弥が出場しているWBSSバンタム級最強決定トーナメントの初戦最後の一枠は元5階級制覇王者のノニト・ドネアに決定した。序盤からプレッシャーをかけていったドネアがバーネットをロープ際やコーナーに追い詰める場面が多く見られたが、WBAスーパー王者のバーネットもドネアの攻撃に対してカウンターを合わせるなど緊張感のある攻防が続いていた。しかし、4R2分を過ぎた頃にバーネットが右ストレートを打った直後に腰を抑えながら、膝をついてしまう。なかなか立ち上がれなかったため、レフェリーはダウンを宣告。なんとか立ち上がったバーネットだったが、ドネアの攻撃に防戦一方の状態。4Rはなんとか凌いだが、負傷した状態でドネアの攻撃を耐え続けるのは困難と判断した陣営が棄権を申し出た。

これにより、WBAバンタム級スーパー王座のベルトはバーネットからドネアに移動することになった。

来年の春頃に「井上尚弥 VS エマニュエル・ロドリゲス」「ゾラニ・テテ VS ノニト・ドネア」が行われ、その勝者がバンタム級最強の称号を手に入れることになる。


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