横浜アリーナで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチは王者の村田諒太が挑戦者のスティーブン・バトラーを5RTKOで下し、初防衛に成功した。KO率80%の若き挑戦者をパワーで圧倒した価値ある勝利だった。

 手数が少なくなるという村田の悪い癖は完全に封印され、左のリードジャブを軸にバトラーにプレッシャーをかけ続け、ほぼ全てのラウンドでクリーンヒットを量産していった。パワーで押し負け始めたバトラーも打ち終わりのカウンターを狙うが、致命傷を与えることができなかった。最終的には右ストレートでバトラーをグラつかせたところを強烈な左フックで顎を打ち抜き試合を決めた。

以下、ネットの反応