ファイト速報 ボクシングブログ

ボクシングを中心とした格闘技系のブログ

    2018年08月

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     立ち技格闘技 K-1イベント「Krush.91」で行われたKrush ウェルター級タイトルマッチで挑戦者の木村"フィリップ"ミノルが王者の塚越仁志を1RKOで豪快に沈め、初めてのタイトルを獲得した。1Rの短時間に計3度のダウンを奪った圧巻のKO劇後の勝利者インタビュー中に、木村は交際中の松本メイさんをリングに呼び入れ、観客が見守る中、公開プロポーズを行った。

    木村「婚約指輪を買ってないんだけど、これ(ベルト)があるんでいいでしょ? 」

    そして、木村が彼女にひざまずき、「僕と結婚して下さい」と直球のプロポーズを交際中の松本メイに行った。木村からマイクを渡された彼女は少し照れながら「お願いします」とプロポーズを快諾。見事、ベルトと嫁の2つをゲットした最高の1日だったと言えるだろう。



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     日本時間、5日に行われたWBO世界ライトヘビー級タイトルマッチは、王者セルゲイ・コバレフが挑戦者のエイレイデル・アルバレスを相手にまさかのKO負けで王座から陥落した。下馬評でも圧倒的にコバレフが優位と見られており、中盤までコバレフ優勢のまま試合は進んだ。

    しかし、7Rに挑戦者のアルバレスがロングの右ストレートを当ててダウンを奪った。立ち上がったコバレフだったが、ダメージが深刻だったため、アルバレスの追撃にすぐさま2度目のダウン。再び立ち上がったコバレフに連打を浴びせ、3度目のダウンを喫したところでレフェリーが試合を止めた。

    これにより、コロンビア出身の新王者のアルバレスは24戦全勝12KOと無敗のまま王座を獲得した。

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     連日、世間を賑わしている日本ボクシング連盟の私物化問題で、渦中の人物山根明会長が各局のTV番組の取材に答えた。山根氏の主張はこうだ。

    ・厚遇なおもてなし接待問題
     自分は一切、強要はしていない。県連や関係者が勝手に気を使っただけ。それに、水やカンロ飴などは大した金額ではないので贅沢なおもてなしには当たらない。ミネラルウォーターなどはどのホテルにも当たり前のようにある。

    ・成松選手の助成金分配問題
     連盟として推薦したい選手が他にもいたため、分配をお願いした。それがルール違反という認識はなかった。成松には騙された。

    ・奈良判定こと山根判定問題
     岩手の選手と奈良県の選手の試合で、ダウンした奈良の選手が判定勝ちしたが、アマチュアはプロと違って、2ポイント減点されるという方式は採っていない。文句を言っているのはボクシングを理解していない人間。

    ・五輪決勝の村田諒太のセコンドに息子ねじ込み問題
     リオ五輪のミドル級の決勝で、本来つくはずのセコンドを外し、山根会長の息子を強引にねじこんだが、それは政治的な理由。村田は一人だけでは勝てない。村田が自分を批判しているが、社会人として常識がない。無礼だ。

    など、県連のおもてなし問題以外はあまり共感できない部分が多い。とりわけ、問題なのは、村田が五輪で金メダルを取れたのは山根会長自身の政治力が強かったおかげだと言わんばかりの主張をしたことだ。これは自身の息子がセコンドについたおかげで採点に影響を与える結果になったと受け取られても仕方がない。五輪の決勝に関しては、海外などでは、ブラジルの選手ファルカオが勝っていたと見る人も多い。もし、これが事実だとすれば、村田の金メダルの価値が大きく下がってしまうし、AIBAにも問題が波及しかねない事態だが、一連の発言を訂正や撤回などは一切行っていない。

    個性の強い山根明がまたどんな爆弾を投下するのか要注目だ。

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     シリアの武装勢力に拘束されていると見られているフリージャーナリストの安田純平氏の映像が公開され、各局でもその模様がニュースとして報道された。生死不明だった安田氏は「私の名前はウマルです。韓国人です」と述べた上で「とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてください」と発言していた。

    しかし、テレビ朝日の報道ステーションは「私の名前はウマルです。韓国人です」の部分を丸ごとカット。なかったことにした。彼は自分を韓国人だと言ったにも関わらずテレビ朝日はその部分をカット。彼のアイデンティティを丸ごと否定しているようなもの。これではテロリストだけでなく、日本のテレビ局までもが最低最悪の人権侵害機関に成り下がってしまったようなものだ。

    一体、なぜ、テレビ朝日は外国人の国籍を伏せるのだろうか?不思議でならない。報道しない自由を発動して一体誰が得するのか?テレビ朝日はこの件に関して、おそらく、スルーし続けるだろうが、テレビ朝日に対する信用は一層落ちたと言えるだろう。


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     元プロボクサーでスーパーライト級とウェルター級の2階級を制覇したイギリスの世界王者だった。現役時代は、とにかく相手にくっつき強烈なボディブローでKOを量産。フロイド・メイウェザー相手に、TKO負けはしたが、10Rまで相撲スタイルで健闘した。そのファイトスタイルから、相撲ファイターとも言われていた。しかし、その相撲ファイターっぷりはファイトスタイルだけでない。現役時代は体重の増減が激しく、試合が決まっていない期間はボクサーとは思えない体つきで、その不摂生ぶりが度々問題視されていた。本国イギリスでは、Hatton ならぬ Fattonと体型を揶揄するようなあだ名がつけられたり、日本でもハットン関と言われる始末だった。引退後はうつ病になったり、自殺未遂をしたり、薬物に手を出すなど荒んだ生活を送っていたようだが、現在はジムを経営しており、熱心に選手を指導する様子が映っていた。相変わらず、体型はハットンらしい体型ではあるが、とりあえず元気そうなので、安心した。YoutubeのコメントではFATTONなどと揶揄する書き込みもあるが、現役中の計量ではウェイトオーバーは一度もしていなかったはずなので、ボクシングに対しては真摯に向き合っているはず。今後、ハットンのジムから世界王者が誕生する日もそう遠くないかもしれない。

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