国内最年長王者の誕生が期待された大竹秀典だったが、WBOスーパーバンタム級王者アイザック・ドグボエ(ガーナ)に対して何もできずに1RTKOで敗れた。172cmの大竹に対して、158cmとスーパーバンタム級としてはかなり小柄なドグボエだったが、そんな体格差はものともせず、大竹を圧倒した。

内側からえぐるようなアッパーの突き上げと振りの速くコンパクトな左フックで大竹からダウンを奪うと、なんとか立ち上がりフラフラの状態の大竹に追撃をしかけると、再び、手をマットにつかせダウンを奪う。試合は続行したが、猛攻をしかけると、大竹は防戦一方となり危険と判断したレフェリーが試合を止めた。

これでドグボエは20戦全勝14KO無敗となった。スーパーバンタム級はWBAのダニエル・ローマンを除き3人が無敗の王者。この階級でWBSSやっても面白そう。

大竹選手お疲れ様です。