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    タグ:田口良一

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     WBO世界フライ級タイトルマッチは王者の田中恒成が挑戦者の田口良一を大差の判定で破り、初防衛に成功した。スロースターターの両者だが、序盤から激しく打ち合うシーンが多く見られた。しかし、パンチの正確性と体を入れ替えるボディワークなどで、王者の田中が田口を翻弄していく。3Rに体がよろけるほどのクリーンヒットを一度だけもらったが、それ以外は大きなミスなく試合をコントロールし、終わってみれば、3者共に王者の田中を支持し、田口の圧勝で試合を終えた。

    2019-03-16 17.37.33 のスクリーンショット


    平成最後の日本人同士の世界タイトルマッチで、内容もとても濃い試合だったが、中継ではミスやよくない点も目立った。田中と戦った経験がある木村翔を解説に呼んだが、ほとんど喋らせず、タレントのみやぞんや朝日奈央に話を振るという意味のわからない演出に加え、9Rの途中には田中の初防衛を伝えるテロップを一瞬表示してしまうあってはならないミスも起きてしまった。

    現時点では、このミスに関して、試合を放送したTBSは謝罪などは一切していない様子。


    以下、ネットの反応









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     20日、WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一が挑戦者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)と対戦し、3-0の判定で敗れ王座から陥落した。序盤から動きにキレのない王者の田口に対し、ブドラーは圧倒的な手数と軽快なサイドステップで田口に的を絞らせず、終始、翻弄していった。田口も要所要所でボディ攻撃をするが、ブドラーに打ち返され、ポイントを奪われていった。最終12ラウンドで田口が左フックでダウンを奪ったが、ブドラーの前半の貯金を奪い返すことはできず、ジャッジ3者全員が114-113の1ポイント差でブドラーを支持した。

    また、この試合では最終ラウンドのパンチが1度、スリップとして判定されたが、ラウンド終了後にダウンへと変更された珍しいケースだった。

    田口はこの敗戦で32戦27勝 (12KO)3敗2分となった。


    動画は前回のメリンド戦

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     WBAライトフライ級王座決定戦は1位のカルロス・カニサレスと2位の小西伶弥で行われ、3-0の判定の結果、新王者はカニサレスに決定した。カニサレスは3Rでダウンを奪ったものの、中盤以降小西が巻きかえそうと必至に猛追をしかけていき、流れを奪われかけたが、アウトボクシングが功を奏し、後半には息を吹き返し、ポイントを稼いで王座を獲得した。カニサレス自身も小西の戦いぶりを讃えており、再戦要求にも応じると述べたが、唯一の引き分けの相手WBA同級スーパー王者の田口良一との再戦の可能性もありそうだ。

    動画は田口良一とカニサレスの試合

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    大田区総合体育館で行われたボクシングのダブル世界タイトルマッチでWBAライトフライ級王者の田口良一とIBFミニマム級9位の京口紘人が共に勝利し、6度目の防衛と世界タイトル奪取に成功した。




    「王者:田口良一 VS 1位:ロベルト・バレラ」
    1Rから積極的に距離を詰めてインファイトを続けた田口がボディ攻撃を中心に挑戦者のバレラの戦意と体力を削りロープに追い詰める場面も多かった。スイッチとクリンチを繰り返し、ごまかす挑戦者をなかなか仕留めきれずにいたが、9Rに右のアッパーをアゴに当て連打をまとめようとしたところでレフェリーがストップ。やや早いと思われたレフェリーストップだったが、抗議はなく、負けを受け入れた様子。

    「王者:ホセ・アルグメド VS 京口紘人」
    左右のフックを強振し、距離をいまいちつかめなかった京口は前半のラウンドはアルグメドのペースで試合が進む。それでも、中盤から後半にかけてペースを掴み、9Rにはダウン経験のない王者からダウンを奪いKO寸前まで追い詰めた。KO決着とはならなかったが、3−0で判定で、京口はタイトルを手にした。

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