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    タグ:ダニエル・ローマン

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    「動画は久保隼戦」

     2月28日、後楽園ホールで行われた大橋ジム所属 スーパーバンタム級の松本亮の世界初挑戦は、王者ダニエル・ローマンに3-0でいずれも8ポイントから10ポイントの差が付いた大差の判定負けで終わった。イケメンボクサーとして注目度もKO率も高かった松本の世界初挑戦は、王者のローマンの圧倒的な手数に松本の長所が全て殺される結果となった。リーチを活かしたボクシングを展開したかった松本だったが、試合は序盤から王者のローマンが積極的に距離を詰めていき、執拗にボディ攻撃を繰り返す。ローマンの初戴冠時の久保隼戦同様に、松本を苦しめていった。松本も、前に出てくるローマン相手に打ち返し、クリーンヒットを奪う場面もあったが、王者の前進を止めることはできず、終盤まで後手に回る展開で終わった。ダウンを奪われずに終わったものの、松本にとってはホロ苦い世界初挑戦だったに違いない。

    試合後、王者のローマンは次の指名試合のモイセス・フローレスとの対戦に加え、WBA3位にランクインしている亀田和毅との対戦を示唆した。

    なお、松本 VS ローマンの試合の様子はフジテレビの関東ローカルで3月3日の深夜27時から放送予定。


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     9/3(日) WBA スーパーバンタム級タイトルマッチが島津アリーナにて行われる。初挑戦で前王者の棄権により、辛くもタイトルを奪取した久保がランキング2位のダニエル・ローマン(アメリカ)を迎えて初防衛戦に臨む。戦前予想では、前回の内容が内容だっただけに、久保不利と見る人が多い印象。肝心の相手のローマンは試合映像が少ないため、判断材料が不足している。

    WBCバンタム級王座決定戦で山中と対戦したエスキベルとの対戦経験があり、5RKOで下している。また、現在、日本のM.Tボクシングジムでトレーナーをしている岡田隆志氏とアメリカで対戦しており、こちらは2-1の判定で敗れているが、キャリア初期の配線であるため、こちらも参考にはならないだろう。

     
    ファイトスタイルは右のオーソドックススタイルでYoutubeに上がっている動画では、マルロン・オリア戦の動画を見るとわかる通り、回転力のある連打が魅力。実直で丁寧なボクシングをする上に、ディフェンステクニックもかなりあることがわかる。久保の不利予想もなんとなく頷ける。いずれにしても、世界戦の敗戦が続くので、ここで流れを断ち切ってもらいたい。


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