9/3(日) WBA スーパーバンタム級タイトルマッチが島津アリーナにて行われる。初挑戦で前王者の棄権により、辛くもタイトルを奪取した久保がランキング2位のダニエル・ローマン(アメリカ)を迎えて初防衛戦に臨む。戦前予想では、前回の内容が内容だっただけに、久保不利と見る人が多い印象。肝心の相手のローマンは試合映像が少ないため、判断材料が不足している。

WBCバンタム級王座決定戦で山中と対戦したエスキベルとの対戦経験があり、5RKOで下している。また、現在、日本のM.Tボクシングジムでトレーナーをしている岡田隆志氏とアメリカで対戦しており、こちらは2-1の判定で敗れているが、キャリア初期の配線であるため、こちらも参考にはならないだろう。

 
ファイトスタイルは右のオーソドックススタイルでYoutubeに上がっている動画では、マルロン・オリア戦の動画を見るとわかる通り、回転力のある連打が魅力。実直で丁寧なボクシングをする上に、ディフェンステクニックもかなりあることがわかる。久保の不利予想もなんとなく頷ける。いずれにしても、世界戦の敗戦が続くので、ここで流れを断ち切ってもらいたい。