アメリカで行われたIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で、岩佐亮佑がマーロン・タパレスを11RTKOで沈め、暫定王座を獲得した。タパレスは前日軽量をクリアしたものの、IBFの当日計量の規定をクリアすることができず、仮にタパレスが勝利しても、ベルトは空位のままとなる条件だった。

全体的にタパレスのパワーにやや押され気味ではあったものの、芯を食うような直撃を避け、ボディ攻撃や連打などで効果的なパンチを与えていった岩佐、ポイント的には微妙なラウンドが多かった印象ではあったが、11Rに、左ストレートがタパレスの顎を打ち抜き、きれいなダウンを奪った。タパレスはなんとか立ち上がったものの、ふらついてしまったため、レフェリーが試合をストップした。

味方のいないアメリカのリングでKOという形で結果を残した岩佐には拍手を贈りたい。岩佐が暫定王座を獲得したことにより、正規王者のダニエル・ローマンとの統一戦が期待される。

以下、ネットの反応