ファイト速報 ボクシングブログ

ボクシングを中心とした格闘技系のブログ

    2018年04月

      このエントリーをはてなブックマークに追加
     日本人としては前代未聞の体重超過により世界王座を剥奪された 前WBC世界フライ級王者の比嘉大吾は、15日の試合が終わったら、勝ち負けに関わらず日本ボクシング協会からライセンス停止処分を受ける可能性が出てきた。同協会の安河内剛事務局長は「日本選手の試合でも体重超過が出ており、抑止のために厳罰化していく」とコメントし、ライセンス停止期間は最低半年以上になるものと思われる。ライセンスの停止となったボクサーは試合はもちろん試合に関する交渉も禁止されるため、比嘉は一年以上は王座復帰が遠のく形になりそうだ。 試合当日の計量にクリアした比嘉の試合はフジテレビ系列で8時から全国放送される。

      このエントリーをはてなブックマークに追加

     15日のWBC世界フライ級タイトルマッチの前日計量が行われ、王者の比嘉大吾がまさかのウェイトオーバーにより、王座が剥奪された。日本人世界王者としては初めてのウェイトオーバーでの剥奪だ。2時間の猶予を与えられた比嘉だったが、体を動かしても一切汗が出ない状態らしく、再計量をせずにギブアップを申し出た。比嘉が所属する白井具志堅ジムの会長の具志堅用高会長は「重大なことが起こりました。本当に申し訳ありません」と記者たちを前に深々と頭を下げた。なお、15日の試合は当日計量が行われ、55.3kg以下であれば試合が行われる見通しだが、比嘉が再計量をクリアできなければ、試合は行われない。

    もし、試合が行われた場合は、連続KO記録の日本記録更新は可能となるが、仮にKO勝利して記録を更新したとしても、体重超過をしたため、ケチがつく形となり、各方面から異論が噴出する可能性もある。

    才能もあり、真面目な選手だっただけに、こういう形で王座剥奪になり、キャリアに傷が付いてしまったことは非常に残念だ。

      このエントリーをはてなブックマークに追加
     WBC世界ライトフライ級の王者の拳四朗がXperia Ear Duoのイベントに登場した。Xperia Ear DuoはSONYが開発した左右独立型のワイヤレスイヤホンで装着時の安定性とスマートフォンとの連携により、様々な通知なども受付けることが可能な高性能なイヤホンである。拳四朗はこの商品のPRキャラクターの一人に選ばれており、拳四朗のミット打ちやサンドバッグ打ちなどの激しい動きをしても、イヤホンが一切ずれない様子が動画内でもアピールされていた。



    拳四朗はXperia Ear Duoのお披露目会の模様を自身のTwitterにもアップしており、本格的な減量前なのか太ましい二の腕にどうしても目が行ってしまった。次回の試合は井上尚弥と同じ興行で5月25日、相手は僅差で勝利した前王者のガニガン・ロペス。まだ、時間はあるので、大丈夫だとは思うが、油断せず、がんばってもらいたい。

      このエントリーをはてなブックマークに追加


     WBOフライ級1位でミニマム級とライトフライ級の2階級を制覇した田中恒成がフィリピンのロニー・バルドナドを相手に9回KO勝利を飾った。高いKO率を誇るバルドナドの強振に一切、臆することなく、的確なパンチを当て続けバルドナドにダメージを与えていき、4Rには強烈なボディを叩き込み、ダウン経験のないバルドナドからダウンを奪い、その後も、バルドナドの強打を交わしていった田中は9Rに上下のパンチでバルドナドを追い込み、レフェリーストップで試合を終了させた。

    難敵相手にKO勝ちした田中は年内に王者の木村翔に挑戦する可能性が高まった。無尽蔵のスタミナを誇る木村とスピードとテクニックを持つ田中恒成 どっちが勝つか興味深い試合になりそうだ。

      このエントリーをはてなブックマークに追加


     亀田興毅の復帰戦&最後の相手は、ポンサクレック・ウォンジョンカムに決定した。亀田は自身に初めて黒星をつけた相手にリベンジしたいのだろう。ポンサクレックはフライ級で絶対王者として君臨し続け、WBCの同級タイトルを17度連続で防衛し続けていた。日本人キラーとしても知られ、多くの日本人がポンサクレックにKOされ続けた。18度目の防衛戦で内藤大助に判定で敗れて王座陥落するが、その後、暫定王者に返り咲いたポンサクレックは正規王者の亀田興毅との王座統一戦で2-0の判定ではあったが、内容的には圧倒し、亀田興毅に初黒星をつけた。ポンサクレックは強い いや  強かったというのが正確だろう。

     ポンサクレックは2013年の8月の試合を最後にリングに上っていない。2014年に正式に引退し、その後はシンガポールの格闘技のジムでトレーナーとして活動している。現役時代に稼いだファイトマネーの大半をプロモーター達に搾取され、17度防衛した世界王者とは思えないほどの経済状態だという。

    つまり・・・察して欲しい。というような相手なのだ。
    現役復帰して、第一線の世界ランカーと戦わずこういう相手を選んで勝っても、亀田興毅の名誉回復にはならないように思う。試合は5月におそらくAbema TVで放送される。

    このページのトップヘ