手数の少なさに定評のある村田諒太さんのダイレクト・リベンジマッチは、村田諒太さんが1Rから別人のような手数の多さでブラントを攻めまくり、2RTKOで王者ロブ・ブラントからベルトを奪い返した。前回の試合では、ブラント相手に全く手が出ず、ほぼフルマークでポイントを取られ大差の判定負けを喫したが、今回は、その反省を活かし、スピードと手数で撹乱しようとする王者を的確に捉えた。ブラントのパンチを被弾することもあったが、それに臆することなく手を出し続け、2Rに豪快にダウンを奪うと、ダメージのあるブラントを逃すことなく連打で畳み掛けレフェリーストップを誘い込んだ。もはや「お前は一体誰何だ?」というレベルである。ミドル級最強の案山子が本物の世界王者として帰ってきた。

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