村田諒太とのリターンマッチを控えているWBA世界ミドル級王者のロブ・ブラントさんが、早くも、WBAミドル級スーパー王者でPFP1位のカネロ・アルバレスとの統一戦を目論んでいる事がわかった。昨年の対決で、村田諒太をほぼ完封し、初防衛にも成功したブラントにとっては村田諒太は取るに足らない存在のようだ。それもそのはず、村田はパンチ力こそ破格だが、手数がトップレベルの選手たちと比べて極端に少ない。前回同様、無難にアウトボクシングをこなしていれば、再び判定で勝てると踏んでいるのだ。手数の少なさは修正するのに時間がかかるため、多くの人間が村田はブラントに勝てないと予想しているだろう。インタビューの中で、ブランとは村田に敬意は持っているものの、実際は全く眼中にないというのが悲しい現実。だからこそ、一泡吹かせて欲しいものだが、個人的には難しい気がする。