元・日本ミドル級王者で近年はキックボクサーとして活動していた鈴木悟がプロレスに参戦を表明。鈴木悟といえば、甘いマスクで女性に人気のプロボクサーで、2000年当時世界を期待されていた保住直孝を8RTKOで下し、以降、日本ミドル級王座を9連続で防衛した。保住直孝に代わり世界へ羽ばたくかと思われたが、10度目の防衛戦で、まさかの判定負けで王座陥落し、後に東洋タイトルに挑戦するが、王座は獲得できなかった。2005年に再び日本王座に返り咲くが防衛はできずに、ボクシングを引退した。戦績は29戦23勝6敗。



後に、K-1=キックボクシングの世界に転向するが、転向後すぐに魔裟斗やマイク・ザンビディスに当たってしまいボコボコにやられてしまい、期待された成果は出せなかった。2009年以降はなんとか少しずつ勝ち星をあげられるようになり、2011年にはシュートボクシング日本スーパーウェルター級の王座を獲得。しかし、このベルトも長くは防衛できずに、勝ち負けを繰り返すようになり、キックボクサーとしての最終的な戦績23線8勝15敗と負け越した。

そんな鈴木が新たな活躍の場として、プロレスのリングを選んだ。すでにトレーニングを開始しており、2018年10月31日のイベント「プロレスリングHEATーUP」でデビューすることが決まっている。

ボクサー時代からカメラに向かってウィンクするキザなパフォーマンスをしてきた鈴木だが、プロレスのリングでもあのパフォーマンスを見れるのか?鈴木の試合に注目だ。


ボクサー時代の鈴木悟