ファイト速報 ボクシングブログ

ボクシングを中心とした格闘技系のブログ

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     亀田興毅の復帰戦&最後の相手は、ポンサクレック・ウォンジョンカムに決定した。亀田は自身に初めて黒星をつけた相手にリベンジしたいのだろう。ポンサクレックはフライ級で絶対王者として君臨し続け、WBCの同級タイトルを17度連続で防衛し続けていた。日本人キラーとしても知られ、多くの日本人がポンサクレックにKOされ続けた。18度目の防衛戦で内藤大助に判定で敗れて王座陥落するが、その後、暫定王者に返り咲いたポンサクレックは正規王者の亀田興毅との王座統一戦で2-0の判定ではあったが、内容的には圧倒し、亀田興毅に初黒星をつけた。ポンサクレックは強い いや  強かったというのが正確だろう。

     ポンサクレックは2013年の8月の試合を最後にリングに上っていない。2014年に正式に引退し、その後はシンガポールの格闘技のジムでトレーナーとして活動している。現役時代に稼いだファイトマネーの大半をプロモーター達に搾取され、17度防衛した世界王者とは思えないほどの経済状態だという。

    つまり・・・察して欲しい。というような相手なのだ。
    現役復帰して、第一線の世界ランカーと戦わずこういう相手を選んで勝っても、亀田興毅の名誉回復にはならないように思う。試合は5月におそらくAbema TVで放送される。

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     WBAミドル級王者村田諒太の初防衛戦4月15日横浜アリーナで行われる。相手はイタリアのベテラン選手で同級8位のエマヌエーレ・ブランダムラ選手。まだ、勝つかどうかわからないが、この初防衛戦をクリアすると、村田諒太がロンドン五輪の決勝で戦ったエスキバ・ファルカオとの対戦プランが計画されているという。このエスキバ・ファルカオは現在13位ではあるが、プロ転向後は着実にキャリアを重ねていき、現在の戦績は20戦全勝14KO無敗と絶好調。ファイトスタイルはサウスポーのインファイターで手数も多い。村田にとってはかなり厄介な相手と言えるだろう。また、五輪の決勝では、ファルカオ優勢とする声も多くあり、ファルカオにとっては因縁の相手でもあるため、プロのリングでどちらが強いか白黒はっきり付けるのも面白いだろう。

    しかし、帝拳ジムサイドはあまり乗り気ではない様子で、初防衛戦をクリアした後はアメリカ人と戦わせたいようだ。ファルカオを避けているようにも見える。

    それもそのはず。ファルカオはめちゃくちゃ強いのだ。今度は判定で逃してくれない。そんな気持ちが最近の試合でも伝わってくる。一切、迷いがなく強打を打ち込んでいくだけでなく、インファイトでの駆け引きやブロックも上手い。世界王者になって自信をつけた村田でもこれは・・・マズイんじゃないか?と思わせるほどだ。



    ともあれ、4月に行われる初防衛戦をクリアしないことには、この対戦計画自体が完全に消滅するので、村田にはぜひ、快勝してもらいたい。

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    「山中竜也 VS モイセス・カジェロス戦の動画」

     WBOミニマム級王者の山中竜也がモイセス・カジェロスを8RTKOで破り、タイトル防衛に成功した。試合内容は挑戦者のカジェロスにほぼ何もさせないほどの完封と言ってもいい内容で、的確な左ジャブと効果的な上下の打ち分けを駆使し、試合をコントロール。前に出てくるカジェロスの攻撃全てにカウンターを合わせていくスタイルでダメージを与えていった。8Rにはほとんど詰み状態だったカジェロスに、左フックを当ててグラつかせると、ダウン寸前まで追い込んだ。9R開始のゴングがなる前に、カジェロス陣営が棄権を申し出て試合は終了した。圧巻の内容で初防衛に成功した山中は母に家を買う事を目標としており、そのためには、知名度を全国区にする必要がある。今回は行われなかった地上波での生中継にも、今後は期待したい所。

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     WBAライトフライ級王座決定戦は1位のカルロス・カニサレスと2位の小西伶弥で行われ、3-0の判定の結果、新王者はカニサレスに決定した。カニサレスは3Rでダウンを奪ったものの、中盤以降小西が巻きかえそうと必至に猛追をしかけていき、流れを奪われかけたが、アウトボクシングが功を奏し、後半には息を吹き返し、ポイントを稼いで王座を獲得した。カニサレス自身も小西の戦いぶりを讃えており、再戦要求にも応じると述べたが、唯一の引き分けの相手WBA同級スーパー王者の田口良一との再戦の可能性もありそうだ。

    動画は田口良一とカニサレスの試合

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     2017年11月に世界戦での最速KO記録が更新されたのはご存知だろうか?記録を更新したのはWBO世界バンタム級王者で南アフリカ共和国のゾラニ・テテ。相手はランキング3位の同じ南アフリカのシボニソ・ゴニャ。ゴングが鳴ると、互いに近づき、挑戦者のゴニャが距離を測るジャブを1発だけ打った後、王者のテテが右フックで飛び込み、パンチをもらったゴニャは失神した様子でレフェリーが即座に試合を止めた。初防衛戦で世界最速KO記録を更新したゾラニ・テテは2018年4月21日に、井上尚弥と対戦経験もあるオマール・ナルバエスと2度目の防衛戦を行う予定。

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